Forbidden

頭がお花畑のシングルマザーのチラ裏

defragmentation

前回の日記から6日後にマストドンを再開した。なんでだろう、なんとなくだ。しいていうならdevoteeだ。

先週はかなり飲んだ。楽しく飲んだけど、記憶がよみがえり「ああああ」となっている。でも「ああああ」は私の気持ち「だけ」の問題で、私が消化すればいいのだ。がんばってください、私。

マストドンをやめたときに真っ先に思い浮かんだ顔があった。あ、顔は知らなかった。顔は知らないけど住所は知っている。20年ぶりくらいに私用の手紙を書いた。手紙の内容は「マストドンを辞めました」だ。そして今、ふつうにマストドンを再開している気恥ずかしさ。

この気恥ずかしさは…

小さい頃、学校を転々としていた。その中でも小4から小6まで所属していた埼玉の小学校から東京の小学校に転校が決まったときはすごく泣いた。クラスでもお別れ会をしてもらった。そして転校3ヶ月後、お別れ会を開いた小学校に再度転入した気恥ずかしさを思い出すレベル。

中学校は皆と同じだね!とウキウキしていたら卒業式後に引越しをして中学校は別の県に行った。この時こそちゃんとしたお別れすべきだったんだよ。

引越し3x回、転校5回、転職5回、離婚1回。土地や人間関係の所縁もへったくれもない。何かに依存するほどバカなものはない。うそ、ちょっとだけ依存できる環境や相手がいるのはうらやましい。

話はがらりと変わるが「ドッペルゲンガーを見た」という文章を読んだ。そこで思い出したことがある。

父は長距離トラックの運転手で、私は何歳だったんだろうか、私の具体的な年齢は忘れたが父の長距離トラックに乗るのが好きだった。演歌がかかる車内、夜の高速道路。規則正しく流れる道路灯、オレンジ色のトンネル。長距離トラックの座席の後ろにはカーテンがひかれて大人ひとりが縮こまって眠れるサイズのベッドがある。仕事中は顔を出してはいけないよと言われているのでそこに隠れていた。

パーキングエリア。父が食べ物を買ってくる、と外に出た。カーテンの隙間からそっと外の景色を見た。すると景色よりも先に助手席にいる見知らぬ女性が目に飛び込んできた。気味が悪くて慌ててカーテンを閉めた。

父が戻って「あとは家に帰るだけだから前にくるか?」と聞いてきた。女の人はもういなかったが気持ち悪いので断った。私は運転席の後ろでおとなしく座っていたと思う。思う、というのはそこから記憶がないからだ。

私たちのトラックが横転したか衝突したか単独事故を起こした。父も私も少し入院したが、命に別状はなかった。他に被害者もいなかった。気になったことといえば助手席がぐちゃぐちゃになっていたことだ。

私が助手席でみたものはなんだったんだろう。あれを見なければ助手席に座っていたと思う。危険を予知する、私の脳が生み出した「存在しない人物」なのか。私だって妄想デートはするけど「存在しない人物」を見たのはそれが最初で最後だ。そしてそれ以降車酔いをする。

最近、昔の記憶が断片的によみがえるのでシナプスがバグってるとしか思えない。